全般

定例作業の開始に向けて

定例作業の開始に向けて要点の共有のため、参考になりそうな写真を拾い上げてみました。

整備開始直後の伝的場の様子
2020年5月2日。一帯が深い竹藪であり、体が通らないほどの密林状態であった。

伝後藤邸下段石垣を見上げる。2022年5月22日と2023年7月7日との比較
2022年の初旬に下段石垣手前の竹や雑木の伐採が完了したが、その後の竹の再生などにより、状態は一進一退の状態が続いている。

伝後藤邸下段石垣上の竹の倒れ込みと再生
冬場は雪の重みで竹が倒れ込む。この対策のため、4月に石垣上の竹を全伐するも、すぐに竹が再生。2023年2月3日と2023年7月7日の写真。

下段石垣の上の再生竹を伐採。2023年7月7日

伝後藤邸中段石垣を中央通路から望む。2023年2月3日と2023年8月3日

本谷道筋の様子
左2枚:大手見付手前の冬と夏(2023年1月1日と2023年7月7日)。右2枚は伝後藤邸の西側通路と中央通路入り口(2023年8月3日)

お花井戸郭直下の郭から、上り通路右脇の石垣群と、石垣で造築されたスロープを望む。2023年2月3日

謎の石段道の両脇を守る石垣。2023年1月1日と2023年2月3日。

伝的場/後藤邸/本谷見付/お花井戸郭あたり、2023年1月1日。本谷見付の東側面石垣の写真のみ2023年4月3日に撮影

今後の整備の進め方について
本谷エリアの整備に着手してから4年が経過。主要な遺構が姿を現し、訪問者がその姿を目する事ができるようになった。まだ多くの遺構が埋もれているが、新しいエリアの伐採は控え、現状の維持管理に重点を置きたい。ただし、竹の倒れ込みを避けるための予防的な処置としての伐採は必要。
環境を良好に保つには、6月と9月の草刈り作業が必要であるが、すでに対象区域が広大なものとなっており手が回っていないのが現状。これ以上刈り広げても維持管理ができそうにない。このことが当面の課題であるといえる。

PDF版ダウンロード(A4 拡大率98%  59.2mb)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です