雑草との戦い 2024年8月
梅雨明け以降、日照りの日が続いています。昨年はこの時期、一気に竹や雑草が成長しましたが、雨が少ない今年ははどうなのか気になるところです。そこで 8月7日、整備に出向いたついでに伝後藤邸の下段と中段の石垣周辺の様子を確認しました。
伝後藤邸中央通路の登り口付近から、中段方向を見上げる。(2枚の写真を張り合わせています)
以下は、8月7日に撮影した後藤邸付近の要所の写真
今年は梅雨入りあたりまでに要所の刈り取りと終えていたこともあり、視界はほぼ保たれています。しかし、雑草は秋にかけてまだ伸びますので秋口あたりに再度、刈り取る必要がありそうです。
この付近の竹は2020年頃に集中的に伐採しています。以下は、ようやく伝後藤邸下段石垣の手前まで辿り着いた、2020年5月2日の様子です。1枚目の写真のみ2024年8月7日に同じ場所を撮影したものす。この現在の写真と2020の写真に見比べると、竹の密林の奥に下段石垣が隠れているのがわかります。
そしてその1年後には伝的場付近の竹の伐採が終わり、下段石垣が姿を現しはじめました。以下は2021年6月に撮影した伝的場の写真です。写真左の斜面に下段石垣があります。
また竹は1mくらいの高さで切ると、根の養分が吸い上げられて竹を枯らす効果があるとされています。このセオリーに従い1mで切ったところ切り口から養分らしきものが吹き出てきました。
現在の伝的場では、草は驚くほどの勢いで伸びますが竹はほとんど再生しなくなりました。1mの高さで伐採し、年に2回(6月と9月)再生竹を刈り取りとると、3年くらいで竹は再生しなくなるようです。